油圧ショベルのアタッチメントの種類と交換・取付
油圧ショベルは汎用機と呼ばれるだけあり、バケットによる掘削だけでなくアタッチメントを交換することで様々な用途に使用できます。
油圧ショベルのアタッチメントの種類
1. バケット
掘削や土砂の積込みなどに利用されます。油圧ショベルのサイズをバケットサイズである立方メートル(m3)で10トンクラスを0.45(コンマヨンゴー)とか20トンクラスを0.7(コンマナナ)などと呼びます。
バケットの種類
バケットの中にも種類があり用途により標準バケット、幅狭バケット、幅広バケット、法面バケット、スケルトンバケット、クラムシェルバケットなどに分けられます。
法面バケット:傾斜面の整地に利用されます。
スケルトンバケット:バケットが網目になっており、ふるい作業や砕石作業に利用されます。
クラムシェルバケット:油圧を利用し二つのバケットを貝のように嚙合わせることで、深穴掘削作業や根切り作業を行います。
2. ブレーカー / ハンマー
建設現場だけでなく、解体現場や砕石場などでコンクリートや岩の破砕に利用されます。配管の油圧を利用し先端のチゼルやハンマーを岩やコンクリートに打ち込み破砕します。
3. グラップル
フォークとも呼ばれ、配管の油圧を利用し爪を開閉する事で解体現場や廃棄物処理場などで木材や金属などを掴む作業ができます。
4. 大割 / 小割
打撃で破砕するブレーカーと違い、大割と小割は配管の油圧を利用し二つの爪で挟み込むことで解体現場の柱やコンクリートを破砕することができます。大割では大まかに、小割でさらに小さく破砕します。
5. オーガー
掘削用のビッドを取り付けることで杭などを立てる穴を掘ります。
6. ハンマーナイフモア / ロータリーモア
草刈りの用途で利用します。ハンマーナイフモアはロータリーモアより強力なため固い雑草の刈り取りに利用され、ロータリーモアは固い雑草の刈り取りには向いていませんが振動が少なく、メンテナンスが簡単です。
油圧ショベルのアタッチメント交換・取付
油圧ショベルのアタッチメントは大変重いため交換の際には十分注意する必要があり、大変な労力と時間がかかります。その中でもアタッチメントを固定しているピンを緩め、アタッチメントを外し、別のアタッチメントを付け、ピンを締める作業が大変です。
クイックヒッチで簡単に安全に交換
しかし、クイックヒッチを利用することで、このアタッチメント交換を簡単に素早く、そして安全にすることが出来ます。カプラーは多くの会社からAロック、Mロック、OKロックなどの名前で発売されていますので、利用者の用途に合ったものをお選びください。
油圧ショベルのアタッチメントを購入するには?
マスカスには油圧ショベル用のアタッチメントが多数掲載されています。カテゴリーで検索する場合は建設機械>アクセサリー・アタッチメントから検索ください。
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